安川電機製パワコンへのリプレイスローンパッケージを独自保証付きで月額19,800円（税込）から提供開始

当社は2024年2月26日(月)、イニシャルコストを抑えながら既設のパワーコンディショナ（以下「PCS」）をリプレイス（リパワリング）できるローンパッケージを開発し、サービスをリリースしました。本サービスでは、三相PCSで国内最大手の安川電機製のPCSを採用し、15年ローンの場合、月々の支払額はPCS5台で19,800円（税込）から *１となる。料金には「PCS機器本体」の代金のほか、「取付工事」「15年の独自保証」「PCS変更申請業務」「産廃処理費用」が含まれ、監視機器の設置を希望する場合はオプションで対応し、ローンに含めることが可能。FIT開始から10年が経過し、PCSが機器的寿命を迎える中、近年増加するPCSのリプレイス需要を取り込む。

※１ 初回のみ23,207円（税込）

■ FIT開始から10年・・機器的寿命を迎えるパワーコンディショナと相次ぐ企業の倒産
2012年のFIT（Feed-in-Tariff、または「固定価格買取制度」）開始以降、日本国内の太陽光発電システムは急速に拡大。運転開始から10年近くが経ち、機器のリプレイス時期を迎える発電所が続々と出てきています。一般的に産業用の太陽光発電システムで使用するPCSの耐用年数は10～15年と言われており、PCSが10年経たないうちの故障してしまうことも珍しくありません。

しかしながら、近年の太陽光発電関連企業の相次ぐ倒産や事業撤退により、PCSが故障した際に必要なサポートが受けられないといったトラブルが多発しています。特に四国や九州地方など、国内三相PCSが広く普及した地域では新電元などPCSメーカーの事業撤退による他社PCSへのリプレイス需要が高まっているものの、PCSのリプレイスには多額の資金を必要とすることから、資金面を理由に諦めてしまう事業主も少なくないのが実情です。

このような背景から、今回当社ではローン会社と提携することで初期費用ゼロを実現。ローン期間も最大15年で組めるため、最大15年の当社独自保証とセットにすることでFITの残存期間をカバーしながら、毎月の支払額を最小限に抑えることを可能にしました。また、PCSも撤退リスクの少ない安川電機製を採用することで、長期間安心してPCSをお使いいただけるパッケージとなっております。

■ FIT残期間をフルカバー！最大15年の当社独自保証が標準で付帯

今回当社が開発したローンパッケージでは、返済期間は5年、10年、15年の3つから選ぶことができ、最長で15年の当社独自保証が付帯するため、同じ15年でローンを組むことで毎月の支払を最小限に抑えることができます。15年ローンの場合、月々の支払額はPCS5台で19,800円（税込）から利用が可能となる。

最長15年の当社独自保証では、メーカー故障に伴う修理を無償で行うほか、修理不能と判断した場合には同機種または同等機種の代替品と無償で交換する。保証期間内（15年間）であれば修理回数は無制限。また一度交換したあとであっても、再度故障した場合、何度でも新品との交換が可能で※２、機器代だけでなく技術料や出張料、国内輸送費用などの諸費用もカバーされる。

当社では現在、従来より提供しているO&M（運営・保守業務）サービスのほか、発電所の電気代を削減する「電灯契約切替サービス」や、発電所のお悩みごと全般に関する無料の相談窓口「太陽光発電 駆け込み寺」といった事業主のお悩みごとを解決するサービスの開発に積極的に取り組んでおり、AIを活用し「洗浄効果の見える化」を実現するパネル洗浄サービスなどの提供も行っていく予定です。

※２ メーカー保証期間中は、メーカー保証が優先して適用されます。安川電機社の保証では修理再生品が適用される場合があります。