エネルギー

【事例紹介】東日本最大級メガソーラー発電所のO&M(保守管理)案件

プロジェクト概要

東日本最大級のメガソーラー発電所のO&M(保守管理)を担当。当社の主任技術者と協力会社からなるチームが現地に常駐し、週5日の点検、除草といった業務に加えて、パネル洗浄や異常時のトラブル対応などを行っています。日々の点検業務を怠ることなく、またケーブル盗難のような突発的なトラブルにも迅速に対処することで、発電所の安定稼働を支えています。

導入経緯

本プロジェクトでは当初1サイトから始まったメガソーラーの保守契約が、現在は事業主様が運営される3つのメガソーラーで当社が保守管理をしています。1サイト目は当時別のメンテナンス会社が保守を担当していましたが、対応が不十分と判断されたため、より効率的な運営と迅速なトラブル対応を目指して当社が業務を引き継ぎました。事業主様からの高い要望に応えることば求められる中で本プロジェクトは始動しました。

当社の業務内容

当社の主任技術者と協力会社のメンバーで構成されるチームが現地に常駐し、管理業務を行っています。具体的な業務は週5日の定期点検、除草作業が主で、パネルの日々の汚れチェックと清掃も事業主様のご要望に応じて行います。法律に準拠した内容で保安規定を満たす点検を行っており、プラスアルファの部分で除草やパネル汚れを契約金額の中で細かくケアすることで他社との差別化を図っています。また安全基準の遵守と異常時の迅速な対応を特に重視しており、発電所の効率最適化と発電量の維持にも力を注いでいます。24時間365日の監視体制のもと、定例ミーティングでの報告や必要に応じたメンテナンスを実施し、発電量の維持と安定稼働を目指しています。

トラブル対応事例

発電所の規模が大きいとパワーコンディショナー1つの故障でも大きな損失が出るため、トラブル時の対応スピードを一番に心がけています。これまでで発生した最大のトラブルは昨年発生したケーブル盗難未遂事件。数万ボルト規模のケーブルが損傷し、発電所が全停電に陥りました。この緊急事態に対して当社は関係各所の協力のもと、迅速な仮復旧作業を行い、早期に本復旧を果たしました。その後も不法侵入が相次いだため、夜間の巡回を強化し、現在は発電所の安全性とセキュリティの向上のために遠隔監視カメラの導入を進めています。

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